物語部門
最優秀賞
文:はしもと ひろこ/ 絵:ラモ
ポケットはしっている
物語部門 選評
ポケットが主人公の一人称で語られる話は新鮮。無駄のない文章からは言葉を拾うセンスが感じられました。 優等生すぎるポケットだが違う気持ちを見せる場面を作るか、破れそうになった時のポケットの危険を感じる焦りをいれるか。 それにより後半が、より引き立つと思います。全体的に言葉をだいじにしているのがいいです。
優秀賞こどもの部
ヒカリダケ
カツオとウミガメ
物語部門 選評
海中を舞台にしたダイナミックな物語でした。ウミガメは、カツオほど速く泳げないので一生懸命練習します。 カツオは、バショウカジキほど速く泳げないので一生懸命練習します。 でもやがて分かります。自分は自分のままでいい。相手を認めること。それが友情を育む秘訣です。 海の中は寒そうでしたが、読み手の心を暖かくする作品でした。
- 佳 作
マコスティックマイヤー
かくれサンタ
鈴木 さくら
くまさんのおしごとさがし
優秀賞大人の部
澤木 かなた
おねぼうもぐら
物語部門 選評
朝、起きたくない主人公が布団の奥にもぐりこむと、ふしぎな穴に落ちてしまい、あやうく、「おねぼうもぐら」になりかけるというファンタジー。 ともすれば、寝坊を戒めるしつけ話と捉えられそうですが、作者の筆力で、どきどきはらはらしながら楽しめるお話に仕上がっていました。 ほどよいホラー風味も効いた、センスが光る作品です。
- 佳 作
宮野 文太
もりのなかのくりすます
重結 まな