日本新薬株式会社(以下、当社）は、「第12回日本新薬こども文学賞」を開催し、絵本の原作となる「物語」と「絵画」を、2019年11月12日（火）から2020年2月11日（火・祝）まで募集します。

■「物語部門」、「絵画部門」の両最優秀作品をもとに1冊の絵本を制作

　未来を担うこどもたちの“ゆめ”を彩り、健やかな“こころ”の成長へ貢献したいとの願いを込め、当社創立90周年にあたる2009年より「日本新薬こども文学賞」を開催しています。今年も、「物語部門」「絵画部門」の二部門で広く作品を公募し、各部門の最優秀作品をもとに１冊の絵本を制作します。

審査員に日本児童文芸家協会の山本省三氏や聖路加国際病院顧問の細谷亮太氏らを迎え、毎年、数多くの応募作品の中から、各部門の最優秀賞を含む入賞作品を選出しています。プロ・アマ・年齢・職業を問わず、大人からこどもまで応募できます。第12回の入賞作品は2020年5月に発表し、同年10月に絵本が完成する予定です。あなたのこころにある物語や絵、とっておきの作品をお待ちしています。

■第11回日本新薬こども文学賞で制作した絵本「みみくそくん」3万冊が10月に完成

　第11回では、物語部門の最優秀賞を受賞した杉江 勇吾さんが書き上げた「みみくそくん」に、絵画部門の最優秀賞を受賞した長谷川 あかりさんが絵を描いた絵本3万冊が2019年10月に完成しました。

■当社社員の手を通じ、計25万冊以上の絵本がこどもたちのもとへ

　当社ではこれまで、各回の最優秀賞をもとに絵本11作品を制作しており、全国の社員の手を通じて、小児科病院などの医療機関や公立図書館、各市教育委員会、震災被災地などへ寄贈し、計25万冊以上をこども達のもとへ届けました。絵本は非売品ですが、「きらきら未来こども募金」（1口500円）にご協力をいただいた一般の方にも絵本をお譲りしております。募金は、公共施設への大型絵本の寄贈や朗読会の実施など、未来を担うこどもたちを支援する活動に充てています。